1 2010年 08月 31日
とうとう出発当日です、用意はバッチリ? ![]() ロッドの林、ここから絞って行きます。 旧吉野川はタイダルで水位の増減が激しいので、おのずとタックルが増えてしまう。 ![]() 束ねたロッドにはEGロッドティップホルダーが便利、これにしてから不注意の破損が無くなりました それでは最高の試合が出来るように頑張ってきます。 ▲
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| 2010-08-31 18:03
2010年 08月 29日
今年から使わせて頂いている、KTFチューンのレボが到着しました。 ![]() これだけあると圧巻ですな~ とにかくこのリール、使ったら目からウロコが落ちるぐらい、圧倒的なパフォーマンスがあり、軽いルアーがものすごく低い弾道でピッチング出来る。 そんなリールは他にもありそうだが、このリールの凄いところはブレーキのセッティングにあり、軽いルアーをピッチングしても、スプールが「オーバラン」しないのだ。 ![]() 恐るべき軽量なスプールがブレーキと相まってオーバーランを防いでいると思われる ピッチング主体の釣りをしていると、どうしてもスプールがオーバーランした時に出るラインのループをそのまま巻き込んで次のキャストに入ってしまうが、軽くバックラッシュしたラインを引っ張り出して直す作業を行っていると、その間にベストなポイントが過ぎたり、チャンスを逃してしまい、同時に著しくリズムも崩れる。 なので、一区切りのストレッチを釣り終えるとポイントでない後方にキャストし、ラインを巻きなおす作業が必要になる。 しかしこのリールでは、オーバーランが殆どないので、こんな作業は必要なく、同時にスプールにラインが出ているとキャストした時に、ボディにラインの出っぱしが当たり、傷んでしまう事もない。 この傷はライトライン(私の場合は6~8ポンドが多い)でのカバーフイッシングでは致命傷になるので、気を配りたいポイントである。 ![]() 美しいパープルのアルマイトがパープルストリームにピッタリです このリールでは、こんなところに気を配らなくて良いので、非常に楽にベイトフィネスを楽しむ事が出来ている、特に今年の春に沢村さんに糸巻き量の重要さを教えて頂き実践したところ劇的にパフォーマンスがあがり、手放せなくなってしまった。 ちなみに今はスプールにハンドル50回転のライン量で使っています。 と、言う事で旧吉戦に向けて追加で作ってもらったという次第であります。 沢村さん、忙しいとこありがとう御座いました、ありがたく使わせて頂きます。 ▲
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| 2010-08-29 15:17
2010年 08月 26日
2010年 08月 20日
そして、ファーストサンプルでかなり良い結果を得られたので、ヘッドを製品と同じ樹脂タングステンへと移行し、そこからも様々なシチュエーションで使ってみたが、とにかく大型のバスのファイトでも全く問題なく、本当に使う側としては心強いジグヘッドになったのではと思える。 現在では、ジグヘッドはフル生産中で、実際には完納されたウェイトも出て来ているので、もうあと少しで発売される予定である。 もちろん、その製品の中のロットを抜いて、桧原湖でのプリプラにテストを兼ねて良いパターンが無いか探していたが、これはこの時期シャローの産卵スモールが多くいたため、強烈なジグヘッドパターンを発見した。 釣れるスモールは殆どが、「ここって野尻湖」と思うほどのグッドサイズばかりで、ジグヘッドのフックの強度を試すには持って来いのプリプラとなった。 桧原湖は磐梯山の噴火で堰き止められ出来た湖なので、岩がゴロゴロした岩場が多く、ここではレインボーシャッドを用いた一風変わったセット法で次々に根がかりを恐れずグッドスモールを釣り上げられた。 ![]() ローリングフラッシュジグヘッドとレインボーシャッドとのコンボでデカスモール連発丸のみです ![]() ![]() これはストレートフックでチューブワームをセットするのをイメージした方法で、レインボーシャッドのような中空の肉が薄いワームではスピニングを使ったタックルでもしっかりフックセット出来、バラしは全くなかったので、相当使えるメソッドだと言える、もちろんウィードでも使う事が出来るので、是非とも試して頂きたい。 ![]() ワームキーパーがスプリングなので、こんな特殊なセッティングも可能だ、ウィードや岩場、立木エリアなどで活躍してくれる ![]() とにかく、このようなアイテムをどう効率よく使うかが腕の見せ所なので、自分色々考えながらハメていくのは本当に面白い、考えれば考えるほど、バスフイッシングは結果が出てくるので、色んな可能性を試していってもらいたい。またそんな時に役に立つアイテムを世に送り出していくのも大変だがやりがいのある仕事なのだ。 藤木 淳 ▲
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| 2010-08-20 12:50
2010年 08月 20日
前回の続きでありますが、その後、モーリスの専務とのミーティングで、何とかこの企画のジグヘッドを開発するまでにこぎつけた、が、またまたここからの道のりが、険しくなが~いのだ。 まあ、こういう企画が通ると、そのラインナップを検討し決めていくのだが、その内容を元に先ずフックをデザインする、フックが存在しない事には、テストが出来ないわけで、フックの試作を作ってもらう、これに恐るべき時間がかかる、フック製作にかかわった方なら「ふ~ん」と思うが、自分の口からは言いたくないぐらいの時間がかかってしまう事がある。(恐ろしや~) と、言う事で、結構忘れた頃にフックてのは出来上がってくる、その頃にはすっかりラインナップなんてのは綺麗さっぱり忘れてたりするのだ。こんな事は多々あるので、ミーティングでは必ずしっかりメモを取るようにしている、そしてそのメモを見ながら、記憶をたどって行くのだが、この過去に行ったプレゼンの内容は時として、とんでもない事まで言ってたりするので(スイマセン)、頭を冷やした状態でこの時もう一度良く考え、吟味し、ラインナップを最終で決定するのだ。 大体フックが出来てくる頃には、手作りの試作型(シリコン型)が出来ているので、エコ素材と同等の比重に設定したビスマス合金(これもエコ素材)などで手作りのテストサンプルを作り、テストを開始する。 今回のジグヘッドのコンセプトの一つに、「ビッグフイッシュにも負けない強度」という目標があり、テストは琵琶湖でガイドを行っているメンバーにも手伝ってもらった。そして、テストを繰り返すうちに、そのメンバー内でこのテストサンプルが引っ張りだこになり、今日はこっち明日はあっちと少ないサンプルでテストを行わなくてはならないので、大変である。 そんなこんなで、テストに参加してくれたプロにコメントを聞くと、「手放せない」といった意見が多かった。 特に琵琶湖でガイドをする彼らにはビッグフイッシュを大きなワームで釣る時に「ジグヘッド」という選択肢が増えるだけで、強力な武器になる、何故なら今まではそんなメソッドが無かったので出来なかったが、ジグヘッドにはジグヘッドにしか出来ない誘いというのが存在し、例えばウィードの上に、そっとルアーを乗せてバイトを待つなんてのも、ジグヘッドならではの得意技なのだ、なので持っている人と持っていない人ではハマる時には雲泥の釣果差が出てしまうのであった。 ![]() ジグヘッドのカラ—部には、ワームを最もホールドするスプリングキーパーを採用した。 セットは確かにめんどくさいが、ひとたびセットすると、抜けにくいので、スキッピングやフルキャストには非常に向いている。 ![]() ロールフラッシュジグヘッドのラインナップには2/0、3/0、4/0のフック設定だ ![]() 右側には瞬時に重さが判別出来るウェイト表示が入っています ![]() 左頭には、エコ認定品でもボックス保管が可能なフェコマークが ![]() 付属のフロロハードガードを装着すれば、根がかりしにくくカバーも狙えます。ゼリー状瞬間で接着して下さい このようなテストを経て、相当な数の50オーバーを仕留めてもらったが、このジグヘッドのフックの強度には驚いていた、この辺が「手放せない」という答えになって帰ってきていたのであった。(またもや続く) 藤木 淳 ▲
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| 2010-08-20 09:30
| 開発秘話
2010年 08月 20日
今回は近日発売が予定されている「ローリングフラッシュジグヘッド」について語ってみようと思う。 とにかく新商品を開発するとなると、かなり膨大な時間がかかる、それは皆さんが思っているよりも遥かに長い時間である、それだけ、ちゃんとしたメーカーの商品はしっかりとしたテストを経て商品としての生産が「ゴー」されるのだが、実はここから発売する製品を生産する「型」を作る事になる。 この時点で全てが同時に動き出すのだが、商品の次に動き出すのはパッケージで、これは非常にセンスが要求される所なので、自分の要求やイメージなどを伝えて、デザイナーにデザインを任せるのだ。 ただ、このデザインをする方は非常にやりにくいのでは?と常々私は思っているが、そんな事はお構い無しに自分のアバウトなイメージを伝える、もちろん何度もやり直す事もあるが、最近はコツを掴まれたのか、あまりやり直しはなく、色合いのチェックでおよそ済んでしまうので、結構スムーズだったりする。 話が大幅に脱線したが、「このジグヘッドを作ろう」と思い立ったのは実は昨年で、それはイマカツのその当時の新製品であったジャバシャッドの最終テストで、ふらりと琵琶湖に出撃した時の事で、現在すでに発売されている「フッキングマスタージグヘッド」にジャバシャッドをセットした時に思ったのが、「シャンクが短いな~」、「フックが細いな~」という事であった。 ![]() これがこのジグヘッドを作るきっかけになったジャバシャッド4.5インチ そりゃ、シシィベイトに照準を絞った「フッキングマスタージグヘッド」なのでそんな長いシャンクのモデルも無ければ、線径もスピニングロッドに3~4ポンドを使う前提でデザインされているので、そのクラスで最高のフッキングパフォーマンスを考えると現在の線径がそのタックルでバランスを考えると強度も充分以上といえる。 そう、ワームも小さく、繊細な操作で使う春のジグヘッド釣方なんかでは、これが「サイコ~」なのである。 ただ、ジャバシャッドなどのワームにセットしてピッタリのシャンク、ベイトタックルでの強引なやり取りに耐えるフック強度など、良く考えたら「そんなジグヘッド無いやんけ」と思ってしまったのである。 ![]() フッキングマスタージグヘッド(上)との違い ![]() 下はテストモデルのビスマス製、その後製品となる樹脂タングステン製へとなる まあ、存在はしてたとしても、JBトーナメントで使えるエコ素材を使った物は無いはずであったので、どうしても欲しくなり、作る事にした。 「作る事にした」と簡単に書いては見たものの、自分の一存でもちろん勝手に作る事は出来るはずも無く、もちろんモーリスの偉いさんを納得させなければならないという、ハードルも越えなくてはならないのだ。(続く) 藤木 淳 ![]() ハドスイ4インチにベストフィット ![]() 何とハドルスイマー4.5インチにもフィットするラインナップも存在する。もちろんワイヤーはビッグフイッシュ対応なので安心 ▲
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| 2010-08-20 09:15
| 開発秘話
2010年 08月 20日
長らくお待たせ致しました、この度「パープルストリーム」なる題名で、モーリスの新製品情報やその詳しい使い方、リグり方などなどを詳しく伝えたり、季節季節に効果的なルアーの使い方などを、時にはブログ風に時にはディープに掘り下げ、皆さんのお役に立てればと言う事で、始めさせて頂きます。 とにかく、毎日更新なんてのは、基本「筆不精」の私には無理なので、週2~3回を目指し情報を発信していきたいと考えておりますので、ゆる~い感じでお付き合い願えればと思います。 それでは「パープルストリーム」始まります。 藤木 淳 ![]() ▲
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| 2010-08-20 09:00
| お知らせ
1 |
アバウト
パープル・ストリームはJB TOP50で活躍するバストーナメント トッププロであり、モーリスの製品開発に携わる藤木淳が、モーリスの新製品情報や使用法はじめ、バスフィッシングの様々な情報を発信していきます
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